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    児童・青少年の頃から始まるよくみられる現象


    「アダルトチルドレン」とは、子供のころ受けたトラウマ(精神的辛い体験)のため大人になったときでも人格の異常や精神症状として現れる現象です。特に、うつ、不安、パニック、摂食障害や境界型人格障害のような症状も少なくありません。人格異常に関してこのページをご参照下さい。アルコール依存症の両親で育ったという「アダルトチルドレン」の場合、両親にされたつらい育ちがトラウマの一種だと考えられます。上記のセラピーを用いて、改善へ向かえます。

    「共依存」についてですが、一人になると強度に心理的に不安定になりやすい気質という意味です。心理的な不安定さを抑えるため、必死に交際相手を見つけ、しがみついてしまう精神防衛を利用します。その原因は生まれつきのものとも考えられるし(母親から離れると不安発作や激怒状態になる子供)、主に母親との関係で母自身が不安で子供から離れない傾向があり、子供は離れたいのに自分も精神的に離れられなくなってしまいます。セラピストとの関係で、少しずつ一人行動をし、一人でいる時に対して耐えるようにできるセラピーが中心です。

    「ひきこもり」について、6ヶ月以上自宅にひきこもって社会参加しない状態が持続しており、他の精神障害がその第一の原因とは考えにくいものという定義はよくみられますが、蓋を開けてみるとうつ、社会不安、強迫性障害、人格障害が中にはあります。学校でのいじめ、仲間はずれ、異性関係で拒絶をうけたなどが原因であるのもみられます。全ての「ひきこもり」は同じではないので、先に問題を判断し、改善の方針を構築するというアプローチが理性的です。

    「ニート」(Not in Education, Employment, or Training)とは非労働力人口のうち、15〜34歳の未婚で、職業訓練も含め、学校に通わず、家事や家業の手伝いもしていない者と定義されます。ニートは「ひきこもり」と同じような様々な原因があり、先に問題を評価しなければなりません。「ニート」の場合は自宅にひきこもっているとは限りらないだけです。

    上記の説明をみると「アダルトチルドレン」、「共依存」、「ひきこもり」、「ニート」などは病名或いは症候群名というより、幾つかの問題が原因となる可能性があり、一人一人が抱えている問題を突き止めなければなりません。




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